パソコンのマウスの動きがおかしいと思った時は掃除してみよう
あれっパソコンのマウスの動きがおかしいと思うことがあります。
勝手に反応したり、反応しないなどの不具合。もし、このような原因があれば自分でも解決できる方法があります。
マウスにも様々な種類がありますが、掃除をすることで対処することができます。
マウスには「光を使ったタイプ」と「ボールを使ったタイプ」の2種類
光を使ったタイプのマウスは、「レーザー式マウス」と「光学式マウス」があり、マウスの底面から光を出して、センサーが反応するもの。
一方、ボールを使ったタイプのマウスには、「トラックボールマウス」と「ボール式マウス」があり、ボールの回転を使って、センサーが反応します。
光を使ったマウスを掃除するには
・除菌ウエットティッシュ(もしくは布)
・綿棒
・つまようじ
・エアダスター
この4つの道具を使います。
マウスの反応が悪くなる、ということはレンズ部分が汚れているということなので、レンズ部分を慎重に掃除します。
エアダスターを使ってレンズ部分についた埃を吹き飛ばすと、比較的簡単に掃除できます。
次に、綿棒を使ってレンズ部分をきれいに吹くのですが、レンズ部分に指が触れないように気を付けて下さい。
指の皮脂がレンズに付着すると、またセンサーの反応が悪くなってしまうからです。
次に、マウスのボディを「除菌ウエットティッシュ」で、丁寧に拭きます。
パソコン作業中に食事をする人は、特に手の汚れや手垢がマウスに付着しやすいので、見えない汚れが付いている場合が多いです。
さらに、クリックボタンやローラーと、マウス本体の隙間には溝があってここにもホコリやゴミが溜まっているので、つまようじでかき出して掃除します。
マウス底面のレンズ部分や、マウス本体の汚れがひどいときは、「中性洗剤」を使うと汚れが取れやすくなります。
レンズ部分に使用する場合、薄めた中性洗剤を綿棒に含ませて拭き上げます。洗剤がレンズに残らないように、乾いた綿棒でもう一度レンズ部を拭くようにする。
マウス本体の掃除をする際、除菌ウエットティッシュをOKですが、中性洗剤を使うというのもひとつの手です。
食べ物を触った後にマウスを使うと、油汚れが付着する可能性が高くなるので皮脂などの汚れも含めた油汚れは、油に強い中性洗剤を使うことで綺麗に落とすことが可能です。
布に中性洗剤を何滴か落として、水を含ませた後、固く絞ってマウスを拭きます。
マウスの裏も
マウスの底面を始め、マウス全体を掃除します。
マウス自体は手の汚れや手垢で、底面はデスクの上のホコリやゴミ、デスクに付いたペンのインクなどで汚れてしまうので、除菌ウエットティッシュや、中性洗剤と水を含ませて固く絞った布を使って、綺麗に拭きます。
クリックボタン部分の溝にはつまようじを入れ、ホコリをかき出し、マウス本体が綺麗になったら、マウスを分解してボールを取り出します。
マウスの底面にあるボール部分のふたを、左向きに回して開け、中のボールを取り出し、ローラー部分に付着した汚れを、布か綿棒でこすりながら落としマウスボールを掃除します。
マウスボールにはさまざまな汚れが付着しており、中性洗剤で水洗いして、マウスボールを掃除します。
中性洗剤を使って、付いた汚れをすべて落とし、よくすすいだら、乾いた布でボールを拭き、その後少し時間を置いて、完全に乾かします。
乾いたことを確認したら、ボールをマウスの中に戻し、ふたをして終わりです。