パソコンを処分する4つの方法
パソコンを処分したいけれど、具体的にどうすればいいのかよくわかりません。
そのまま、ゴミとして出せばいいのか、困りるときがあるんですね。
そんなパソコンを処分するには4つの方法があります。
パソコンを処分する際は、付属品によって違うというのをご存知でしたか。
処分する方法
処分する方法は4つあって、パソコンの付属品によっては、処分できるかどうか違ってきます。
1つ目は、信頼できる回収業者に依頼する。2つ目は、リサイクルショップやオークションで売却する、3つ目は、小型家電リサイクル法に従って処分する。4つ目は、 パソコンメーカーに依頼または、信頼できる回収業者に依頼する。
壊れてしまい動かなくなったパソコンの場合
パソコンを処分する際は、他の家電や粗大ゴミとは少々違い、処分するのに手間がかかります。
なぜ、手間がかかるのかというと「PCリサイクル法」や「小型家電リサイクル法」などのルールで処分しないといけないので、普通に粗大ゴミとして捨てられないんですね。
使用していたパソコンを処分するわけですから当然個人情報などのデータが保存されているので慎重に行わないといけません。
パソコンメーカーに処分を依頼する
この方法は、PCリサイクル法というルールに従い処分というやり方です。
PCリサイクル法は、2003年10月から施行されたルールで、パソコンメーカーから販売したパソコンを処分することが義務づけられています。
対象は、パソコン本体・ディスプレイ・ノートパソコン・ディスプレイ一体型パソコンなど。(ワープロやプリンタは対象外)です。
施行以降に販売されたPCにはPCリサイクルマークというシールが貼られており、このシールが貼られていれば、無料で処分してもらえるんです。
費用
リサイクル料:3,000円
机上型パソコン本体
ノートパソコン
液晶ディスプレイ
液晶ディスプレイ一体型パソコン
リサイクル料:4,000円
CRTディスプレイ
CRTディスプレイ一体型パソコン
回収業者に依頼する
無料で回収してくれる専門業者はたくさんありますが、依頼する回収業者が信頼できるかどうかが重要になります。
パソコンを処分するときに最も気をつけたいのが、パソコンに保存されているデータが悪用されないか?ということ。
初心者がパソコンのデータを完全に消去するのは難しいということです。
デスクトップ(画面)にファイルが残っていなくても、再度セットアップをし直した場合も、過去のデータはパソコンに残ったままになっていることが多いので、プロなら簡単にデータを復元することは簡単にできてしまいます。
リサイクルショップやオークションでの処分
リサイクルショップやオークションで処分することはできます。
でも、この場合、サイクルショップやオークションで売却するには自分でパソコンに保存されているデータ・情報を消去しないといけません。
初心者が完全にデータを消去するのはまず無理だし、データが残っているパソコンを売ってしまうと、購入者にパソコンのデータが流出してしまう可能性があります。
小型家電リサイクル法に従い処分する
小型家電リサイクル法というのは、PCリサイクル法に加え、2013年4月に小型家電リサイクル法という処分ルールが新たにできました。
パソコン・デジカメ・携帯電話など、貴重な資源が使われている電子機器を行政や小売店(販売店)に回収してもらい正しくリサイクルしましょうというルールです。
この方法なら、ノートパソコンなど、小型のパソコンであれば、無料で処分することはできます。
ただ、この小型家電リサイクル法というのは浸透してなくて、ルールが適用されていない自治体も多いです。
この処分方法は持ち主が自分で自治体や小売店に設置されている回収BOXまで持って行かないといけないので手間もかかります。