パソコンのCPUというのは
CPUは、コンピューターを構成するデバイスで、Central Processing Unitの略です。
プロセッサーとも呼ばれ、パソコンに必ず搭載されています。
マウス、キーボード、ハードディスク、メモリー、周辺機器などからデータを受け取って、 制御・演算を担当しています。
CPUそのものは小さく、性能は、パソコンの性能や価格によって関わってきます。
CPUは、Intel(インテル)とAMD(エーエムディー)が有名で、ともに米国の会社。 Intelは、WindowsやMacなど世界中のコンピューターに搭載されています。
CPUを調べる方法
コンピューターを右クリック→プロパティ。またはコントロールパネルからシステム。
プロセッサのところに表示される。
CPUはパソコンの中でも最も発熱するパーツのひとつで、CPUを冷却するためヒートシンクとよばれる金属製のものとファンが付いているのですがこれをCPUクーラーといいます。
ノートパソコンだと 基本的な構造は同じで、CPU上に金属製のヒートシンクが取り付けられているので、発せられた熱は ファンによって排出される仕組みです。
CPUは 数十億ともいわれるトランジスタ・半導体素子が集積しており、コンピューターの中では中枢を担います。
コンピューター内の各機器と バスでつながっていて制御し、メモリー上のデータを読み書きしています。
一般的な CPUというのが
Core i7:高性能。値段も高め。
Core i5:中間性能であり、値段と性能のバランスが良い。
Core i3:価格が安めでこれもバランスは良いです。
Pentium:安価なパソコンに使われます。
Celeron:安価なパソコン用。
同じ Core i7 でも「世代」があります。「プロセッサ」は CPU のこと
第一世代 Core プロセッサ:2008 年に登場。最初期のタイプ。通称 Nehalem。
第二世代 Core プロセッサ:2011 年に登場。通称 Sandy Bridge。
第三世代 Core プロセッサ:2012 年に登場。通称 Ivy Bridge。
第四世代 Core プロセッサ:2013 年に登場。通称 Haswell。
第五世代 Core プロセッサ:2015 年に登場、あまり使われてない。通称 Broadwell。
第六世代 Core プロセッサ:2015 年に登場。通称 Skylake。
第七世代 Core プロセッサ:2017 年1月に登場。通称 Kaby Lake。
第八世代 Core プロセッサ:2017 年10月に登場。通称 Coffee Lake。
第九世代 Core プロセッサ:2018 年10月に登場。通称 Coffee Lake Refresh。
古い世代よりは新しい世代の方が性能が良いというわけです。
世代によっては、「メモリ」や「マザーボード」などの、他のパーツも決まるので、最新のパソコンでも、前の世代の CPU が使われている場合は、全体が「前世代の構成」となります。
「型番」というのがあり、同世代でも性能と価格に差が和えいます。
Core i7-8700K:上位タイプ。高額だけどより高性能ですが、消費電力と発熱も高い。
Core i7-8700:中間タイプで少し安い。
Core i7-8700T:消費電力と発熱を軽減、性能も抑えられている。
ノートパソコンなのにデスクトップ用の CPU を搭載している特殊ゲーミングノートや、デスクトップだがモバイル用の CPU を使っている小型パソコンもあります。